僕の口座は烏合の衆

三菱東京UFJ銀行
みずほ銀行
りそな銀行
ゆうちょ銀行
南都銀行
楽天銀行
ジャパンネット銀行
住信SBIネット銀行
じぶん銀行
僕が口座を保有する銀行たちである。
メガバンクから地方銀行、ネットバンクまで、死角なしの万全の体制だと思わないだろうか。
黄金期の西武打線を彷彿とさせる多彩な面々。
1番セカンド
2番ライト平野
3番センター秋山
4番ファースト清原
5番DHデストラーデ
6番サード石毛
7番レフト安部

8番キャッチャー伊東
9番ショート田辺

今見ても震えるぐらいえげつない打線だけど、僕の口座たちも決して負けてはいない。

りそな銀行は、大和銀行カードとりそな銀行カードのダブル持ち。

ゆうちょ銀行だって、郵便貯金時代のカードとゆうちょ銀行カードのダブル持ち。

東京三菱UFJ銀行にいたっては、東京三菱時代のカードとUFJ時代のカード、三菱東京UFJ銀行カードのトリプル持ちだ。

言っておくけど、僕は口座飛ばしを生業にしている者ではなく、単に業界再編の被害者なだけである。

このように、種類だけではなく枚数にも厚みがあり、見た目には西武打線にも決して負けてはいないのだ。

さて、肝心の働きぶりはどうだろうか。

西武を見てみよう。

辻が出て平野が送り、秋山が返して清原がホームラン。デストラーデもホームラン。石毛がツーベースで、安部が短打で1,3塁。伊東が犠牲フライ。田辺がヒットで辻につなぐ。まさにエンドレスである。

ひどすぎるよ、黄金期の森西武。ちなみに投手陣はカクタイゲン、ナベヒサ、ナベミチ、工藤、石井丈裕、潮崎、鹿取。ギニュー特戦隊も真っ青である。

さて僕の口座陣を見てみよう。というか、結論から言おう。キャッシュカード全部、ぜーんぶ足しても100円にも満たない。ほとんどが残金ゼロで、数枚が数円から数十円。同年代は一流企業で役に付きつつあり、起業家たちはそれなりの規模の財を成していることだろう。家庭があることはもちろんだろうが、愛人がいてそれ以外にも相手がいて、オシャレなディナーを食べて、スマートなデートを演出していることだろう。

僕の今日のお昼ご飯は賞味期限切れのラスク2枚だ。ちなみに昨日のお昼は3枚だ。明日は何枚食べようかな。

格差が顕著だと言われる昨今の社会。勝ち組、負け組なんて言葉が巷で言われて久しいが、僕は確実に格差の下の方であり、負け組である。

銀行口座に100円も入っていないアラフォーが、あなたの周りにいるだろうか。お昼ご飯は賞味期限切れのラスクだなんてアラフォーを見たことあるだろうか。彼女も愛人もおらず、バイト→読書→バイト→読書を繰り返す童貞アラフォーを見たことあるだろうか。

女性とお喋りしたければ有料しかあり得ないにも拘わらず、銀行口座は総額100円未満。「キモいキツイ汚いデブ」こと3KBを体現する僕は、例えお金があったとしても女性と接することはないんですけど、せめてお金があれば賞味期限が切れていないラスクを食べられるのに、空腹に耐えながら積み上げた本をひたすら読むだけの毎日。株価はバブル以来の13連騰を記録したけど、僕の人生にはまったく関係なく、連敗街道まっしぐら。アベノミクスとか百合ノミクスとか山本モナと路チューとか、バカみたいな選挙はどうでもいいから、とりあえず僕の口座に秋山清デストラーデの年俸ぐらい入金してくれる党に票を入れるわ。贈賄ダメ絶対。

大人の語彙力ノート 誰からも「できる! 」と思われる

もっと効率的に勉強する技術! (PHP文庫)