イイ香りのするブス


かつてのテレビドラマ「西遊記」の主題歌でゴダイゴの名曲「モンキーマジック」。


三蔵法師とサルブタカッパが天竺へ向かって旅をする西遊記の内容を歌詞にして、主役の猿(モンキー)が数々の術(マジック)を使うことにちなんで曲名にしたわけで、タイトルを見ればひと目で全てわかるという素晴らしい言葉「モンキーマジック」。

 

ところでみなさんは
「パネルマジック」という言葉はご存知だろうか。

 

「モンキーマジック」とは打って変わってひと言ではさっぱりわからない内容で、だけどマジックは使うという点では非常にたちが悪くて、なぜたちが悪いのかというと、勃ちが良かったものが勃ちが悪くなるというか、ちょっとナニをイって、いや、何を言ってるのかわからないかもしれないので落ち着いてご説明します。

 

パネルっていうのはみなさんご想像の通りのパネルで、あの人の顔とかが大写しになってるアレのこと。

風俗街というか、まさに風俗の入り口でよく見るアレなんですけど、そのパネルに写る嬢ってすごくかわいく見えますよね。

 

ちょっとさすがにこんなかわいい子がいるわけないよね?と疑いはするものの、いざパネルを吟味していると魔法(マジック)にかかったかのように思考回路が止まってしまうわけなのですけど、これがとんでもないマジックなわけなんです。

 

昨今は風俗店での入り口だけでなく、ネットでも顔出しOKの嬢が増えていて、Webサイト上でもマジックが横行しているわけなんですけど、こちらサイドにとっては風俗店の入り口と違ってwebだと少しは冷静に嬢を吟味することができ、それはすなわちマジックを見破る余地が大いにあるわけなんですね。

 

マジックを見破りタネも仕掛けもない嬢を選ぶべく、検索開始から吟味終了までの時間は新大阪を出発したのぞみが東京に到着して折り返して新横浜ぐらいに到達しているかもしれませんし、下手をすれば生まれたての子馬が立ち上がり、小走りぐらいしているかもしれません。

 

優良嬢を見つける為にインターネットという荒れ狂う情報の大海を1人大航海する僕。
4人がかりでチンタラと山を登ったり下りたりしながら天竺を目指す西遊記なんかと同列に扱ってもらいたくないね。

どちらかと言うとアメリカ大陸を発見したコロンブスと同列に崇め称えて欲しいよね。


発見されて間もないアメリカ大陸はもちろん未開のジャングルで何が潜んでいるかわからないよね。

 

風俗サイトは
「みくちゃんはオプションすべてNGなし!」とか
「先月結婚したての新婚嬢!」とか
巧みな文言というトラップが仕掛けられている点では未開のアメリカ大陸以上に危険なわけで、嬢のプロフィールページというジャングルを慎重に進みながら、西海岸目指してゴーウエストなわけですわ。

 

三蔵法師と悟空たちが天竺を目指すなんて小さなスケールな話ではなく、僕はまさに現代のコロンブスとなって、アメリカ大陸の開拓以上に危険かつ巧妙な罠がひしめくデリヘルの開拓をフロンティアスピリッツ全開に勇猛果敢かつ猪突猛進に行なっているわけなのです。

 

アメリカにもデリヘルにも夢がある。
前者は俗にいうアメリカンドリーム。
後者は俗にいわないけどデリヘルンドリーム。
夢がある点ではまったく一緒。
職業に貴賤なし。

 

夢を語る男はモテる。
フロンティアスピリッツをもつ男はもっとモテる。

 

このブログを読んでくださっている女性の中にはこんなに熱いスピリッツをもつ僕に惚れた方もいらっしゃることでしょう。

惚れる気持ちは止められない。
その気持ち、よくわかりますよ。

僕の股間持っていっていいんだからね。携帯性に優れたコンパクトサイズなんだからね。


さよなら、えなりくん。

 

さて、引き続きプロフィールジャングルを進む僕なんですけど、ジャングルだけあってゴリラとかゴリラとかゴリラがたくさんいます。

 

そんな危険をかいくぐり
「この子ゴリラの中でもかわいい方なんじゃね?」
と感覚がおかしくなってくるわけなんですけど、ここはひとつ落ち着いて冷静かつ沈着に吟味することで、実はゴリラ管理人による巧妙なワナであることを見抜けます。

 

画像加工技術が飛躍的に高まっており、ゴリラをゴリラと見抜くのは並大抵ではありませんが現代のコロンブスこと僕は回避します。

ジャングルでの死線をくぐり抜けた先に肥沃で美しい土地が広がっているかのごとく、豊満で美しい嬢が寝転がっているわけです。

 

ここまでくればデリヘルンドリームはまさにもう目の前。

 

焦らずゆっくりと源氏名を伝え電話を切り、あとは歯磨きをしながらお香を焚いて照明の明るさを調整しムードを高めながら到着を待つだけ。

 

1時間後にピンポンが鳴り、直前にもう一度ホームページを確認します。

 

「間違いないかわいさ、この子が今まさに扉の向こうにいる。肥沃な土地、豊満な嬢を見つけた俺こそ現代のコロンブスだ。ゴーウエスト!ゴーヘブン!」とプレイ前の気合いを入れて扉を開ける。

 

扉を開いてそこにいるのは肥沃な土地でもなんでもなく、ただただイイ香りがするブス。

 

「こんばんは~」なんて、愛想のいい挨拶をしてくれるただただイイ香りがするブス。

 

あれだけ慎重かつ入念に突き進んだ末にたどり着いた先がこのブス。

 

あまりの出来事に頭が混乱し、褒めるところが1ミリもないブスと初対面にも関わらず

 

「あ、コロン変えたんだ?イイ香りだね。」

 

なんて訳のわからない事を口走る僕がいて、そんな僕をKING of 汚物をみるような目で一瞥するブスがいて、さっきの愛想はどこへやらで

「どっかでお会いしたことありますかぁ~?」なんて怪訝そうに聞いてくるブス。

 

「コロンの良い香りがする君こそ本物のコロンブスだよ。」

「チェンジで。」

 

はるかかなた天竺の方を見つめながら悟りを開けないどころか煩悩にまみれた僕は呟く。